2学期がはじまりましたね。うちの娘たちは、今年は特に嫌がるでもなく憂鬱そうにするでもなく、鼻歌を歌ったり、朝ドラの曲に合わせて踊ったりしていたのでひとまず安心です。「分散登校になるらしい」「1日おきに登校でいいらしい」という情報を得ていたのも、プレッシャーをやわらげてくれたのかもしれません。なんといっても優しい先生方やクラスの友達に会えるというのが、退屈な夏休みを過ごした後にはワクワク感をもたらしたのかも?
(・・・長女は川崎市にいた4年生の7月くらいからクラスと担任に違和感を覚え、2学期から教室に行けなくなってしまったので、同じ4年の2学期ということで次女がどうなるかやや心配していました)
若干、眠りに個性がありそうな次女は、入眠や覚醒が長女に比べてすっきりいかないのですが、夜の間にきちんと深く眠れていないのかなんなのか、2学期が始まるととたんに夕方うたた寝をするようになりました。教室で過ごすことは想像以上に気を使って疲れるのかもしれません。
もうすぐ10歳なので、自立は促したい反面、まだまだ親の助けは必要そうですね。こちらとしても「口出し」は少しずつ減らしつつも(時々ガツッと叱ったりはしますが)、まだまだなにがしかの誘導的なことは考えて行わないといけないようです。低学年の頃とは違った接し方をしなくてはならずで、気が抜けません・・・(子育てに「慣れ」はない)
でもね。気づけば、いろいろとできるようになってきた。夏休み中は中2の姉と競って家事をやっていたし(その都度とお小遣いが増える仕組みになっているため)、料理でも掃除でも洗濯でも、できることが増えれば自信につながる。水泳もかなりきついらしいがやめずに続けて3級まできた。弱音をあまりはかずに歩けるようになった・・・などなど、4年生としては当たり前のようなちょっと足りないような気もしますが、以前に比べたらけっこうすごいと思うのです。暇そうにしているとホントに心配になりますが(大丈夫?遊ぶ友達いないの?食べること以外にやりたいことないの?自主的な勉強しなよーと言いたくなるのを半分くらいは我慢)、とりあえず「できてること」を褒め、たまに「こんなやりかたもあるよ」と提案し、迷っていそうなら一緒にやってみたりもし、強制はしないように気をつけ、時々は喝を入れる・・・といった感じ。ふー。
まぁ、ちょっとお節介なのかもしれません。笑
過保護や過干渉が気になりますね。本人が望んでいるか否かの違いだったりするらしく、頼まれてないのに先回りしてやってしまい本人が不快に思ってしまうのはNG、本人が望んでいるのなら甘えを受け入れてあげるのもOKなのだとか。一生引きずってしまうような「こどものころのキモチ」ってありますからね。ゼロにするのは難しいでしょうけれども、あまり重苦しいカタマリのようなものを抱えさせたくはない。親は正解をもっているわけではないし・・あーむずかしい。(「こどもによって成長させられているのは親のほう」とはよく言ったもので、ほんとほんと!)
小学校の前の校長先生がよくおっしゃていたのですが、教職員には「ジャンプし続ける必要はないけど、毎日毎日少しでいいから背伸びをして」と話していたそうです。人間そりゃ毎日跳ね続けたら疲れます。だから、ちょっとの背伸びでいい、それを日々続けていってスキルアップしてね、ということだと思います。すてき!せっかくなのでこのお言葉を拝借。こどもたちや生徒さん、自分にも時々これを言うようにしています(佐々木先生、ありがとう!!)。疲れた時は休んでいい。復活したらちょっと頑張る。もうだめだーと思ってから「あと一回だけ」を頑張ってみる。無理はしない。体や心がこわれてしまったら意味がないですものね。
こどもの成長も期待しすぎず、あおりすぎずでいこう。ほんの少しの声かけ、ほんの少し注意深く観察、ほんの少しの手助けにしてみようかな。言いたいのもちょっとがまん。笑
「あと一回」「あとひとつ」「あとほんの少し」のがんばりを心がけて、毎日を過ごしてみましょう。1年で365倍↑だね。じゅうぶんじゅうぶん♪
Comments