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  • 執筆者の写真fasorka

歌が上手くなりたい!音痴はなおる?

更新日:2023年8月10日

ご無沙汰しております!

最近、音痴についてのご相談が複数ありまして、改めて調べてみまして、覚書としてこちらへまとめておこうと思います。


音痴は環境的要因が大きいとのことで、生まれてから(生まれる前も??)6歳くらいまでの期間に、おうちで音楽がたくさん流れていたかどうかとか、お父さんやお母さん、もしかしたら一緒に暮らすおじいちゃんおばあちゃんの歌声がトンチンカンじゃなかったかどうか?など影響しているようですね。0〜6歳を「耳の黄金期」とかいうみたいです。おお、ゴールデンエイジオブイヤー(?)


歌が上手いというのは、


音程が取れている

リズムに乗れている

滑舌や歌詞の表現力

音域がそれなりにある


あたりが基本なのかなと思います。まず自分が音を外していることに気がついていない場合は、なかなか道のりが険しそうですね。自分の声を録音してきいてみたり、採点できるカラオケやアプリで客観的にみてみるのもよいかもしれません。


・・・自覚したところで、それだけで治りはしないので、「正しい音」を楽器で鳴らして、それと同じ高さの音の声が出せるかどうか、の訓練となると思いますが、ひとりだと厳しいかもしれません。コーチに習ったり、アプリなどを使うのがよさそうです。


「喋り声」と同じように歌おうとしてもそれは違うというのも大切でしょうか。歌うには「歌う声」が必要で、それによって声帯をたくさん動かして鍛えていくんですね。そこの意識も大事でしょう。いろいろな高さの音を出す遊びをしてみると良いのかも?例えば、わんちゃん、ねこちゃん、とり、あかちゃん、ともだち、おじさん、おじいさん、おかあさんの電話の声、魔法使いのおばあさん(湯婆婆でもいい)、おひめさまetc.


普段の生活を表現豊かにしていくことが、脱音痴への第一歩。たくさんおしゃべりして口や舌を動かすことで、鍛えられていくでしょう。英語を話すのもいいかも。英語は腹筋と口のあたりの筋肉をたくさん使わないとネイティブみたいには話せないですから、とにかくディズニー映画などセリフをモノマネする遊びを家族でやってみたら楽しいし英語も身につくし、一石二鳥ではないでしょうか!


さて。筋肉をたくさん動かすお話しをしましたが、声帯を動かしているのも筋肉かと思います。これを操れないと歌は歌えませんね。いろいろな高さの声を出してみるのに、まずはハミングがよいそうです。口を閉じて、hmmm..でさまざまな高さを声で出してみましょうか。こうすると、自分の声が骨を伝って直に耳へ届くようです。自分の声がどんなふうに聞こえるか、ためしてもらいましょう。


リズム感も大切です。リズムに乗って歌うには、まずよく聴くことが大切です。歌だけでなく、カラオケの伴奏、ドラムやベースの刻みなどを意識して「聴きに」行くことが必要です。なんとなく聞こえてくるのではなく、集中して聴くことですね。hearではなくて、listenです。ビートに合わせて体を動かしてみる訓練もよいでしょう(手を叩く、足踏みする、肩や手、頭をリズムに合わせて動かす)。


ピアノでもそうですが、「裏拍」の意識も大事です。どんどん前のめりに速くなってしまうのは、裏拍が意識できていないからです。しつこく「1ト2ト」「ドぉレぇ」等と裏を、そして弱拍にあたる2拍目や4拍目への意識を確実に。


・・・なんとなく、日常生活のあらゆるところでの周りへの細やかな「意識」が必要になってきそうな予感・・・。音痴を克服した暁には、気配り上手で日々の小さな幸せ探しのできるすてきな人になっていそうですね。どんなことでも「こんなんでいっか」なんて思わずに、「こうしたらもっと喜ばれるかな」「このほうがより良いかな」という心がけでいくと歌が上手い人になっていくかもしれません。


たかが歌なんて・・・と思わずに、しばらくの間さまざまな努力をしてみるのもよいかもしれません。まったく違う人生が待っているかもしれないですよ!


お子さんが歌おうとしてなんかへん?という時、絶対に笑わないでください。これ大事!





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